平成30年度電気学会倫理委員会特別企画

「近未来社会のデザイン」のご案内
(電気学会教育フロンティア研究会との共催)


電気学会倫理委員会では平成21年度から,学会内に「技術者倫理教育」に関する先進的・創造的な研究発表と研究成果の蓄積の場所を確立することを目指して,教育フロンティア研究会との共催行事を行っています。今年度の研究会は12月8日(土)に,「技術者倫理と教育一般」をテーマに京都大学を会場にして行います。同日午前に倫理委員会の特別企画を実施します。(研究会については文末の備考をご参照下さい)。
今年度の特別企画は,「近未来社会のデザイン」というテーマで行います。
現代社会において科学技術は良くも悪くも多大な影響力を発揮しています。科学技術の成果を,社会にどのように生かしていくか,今や社会全体で考えるべき時期に来ています。このことについて,科学技術文明の中枢を担っている電気系科学者・技術者の集団である電気学会が率先して検討することは大変意義深いことです。倫理委員会教育WG主査の大来雄二金沢工業大学客員教授を中心に現在進められています『いかにして科学を語り,科学と共に歩むか -これからの社会と科学技術倫理をめぐるコミュニケーション・意思決定(仮題)』の出版は,そのような要請に応えようとするものです。
本出版企画の概要は現時点で次のようになっています。
すなわち,これからの社会を見通したいと思うとき,科学技術に関して次の三点を想定します。
(1)科学技術が社会に生きる一般の人々の生活にますます深くかかわってくる。
(2)科学技術はますます高度化し複雑化するなかで,それに携わる科学者・技術者はますます専門性を深化させる。
(3)一般の人々の科学技術理解,そして科学者・技術者の社会理解は,科学技術の社会受容性の視点から重要性が高まるにもかかわらず,それらの理解はより希薄化しかねない。
本書の企画趣旨は,上の三点,特に(3)の課題をコミュニケーションと意思決定の視点から具体的に読者に提起し,読者が自ら考え,行動する手がかりを提供することにあります。
今回の特別企画では,本出版の内容について,大来雄二氏にご講演をいただきます。
実りある会合にするために,教育機関や企業において技術者倫理に関心を持っておられる皆様の積極的なご参加をお願い致します。

日 時 平成30年12月8日(土)10:00~12:30
会 場 京都大学吉田キャンパス(京都市左京区吉田本町)本部構内京都大学エネルギー科学研究科「総合研究11号館一階 114室」
京都大学吉田キャンパスの地図とアクセス方法は下記ページ参照。総合研究11号館は校舎番号52番です。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm Link
プログラム

(司会)電気学会倫理委員会委員 松木純也(福井大学名誉教授)

10:00 開会の挨拶
電気学会倫理委員会副委員長 八坂保弘(日立製作所)

10:05 開催趣旨説明
企画担当 松木純也

10:10~11:20 講演会(講演60分+質疑10分)
「近未来社会のデザインと科学技術の在り方(仮題)」
大来雄二(金沢工業大学客員教授,電気学会倫理委員会教育WG主査)

11:20~11:30 話題提供
電気学会倫理委員会幹事 石橋邦夫(日立製作所)

休憩 11:30~11:45

11:45~12:30 自由討論

参加費 無料(事前申込は不要です。当日,直接会場へお越しください。)
備 考 本特別企画は,平成30年12月期の教育フロンティア研究会(会期:平成30年12月8日,会場:京都大学)の枠組みの中で行うものです。
特別企画主催 電気学会倫理委員会
共 催 電気学会A部門 教育フロンティア技術委員会