部門長のご挨拶

「電力・エネルギー部門の活動について」

電力・エネルギー部門長 三谷康範(九州工業大学)

bumoncho2016

電力・エネルギー部門(B部門)の活動に日頃からご理解・ご協力いただきありがとうございます。この場をお借りして皆様へメッセージをお伝えしたいと存じます。
B部門では社会のあらゆる場面で各種基盤を支えている電力を主体として、電気エネルギーの発生・供給から利用に至るソフト・ハードの全領域を活動対象にしています。その一方で、B部門が扱う分野では,電力・ガス小売自由化に加えて、太陽光発電に代表される自然エネルギーの急増など、大きな変革期を迎えようとしています。こうした状況下で、知識・経験の継承と新しい価値の創造をバランス良く追求して、将来の電力・エネルギー分野の発展に寄与することが部門活動の第一の使命と考えております。そのため、以下に示しますように、情報発信/交流、知的資産の価値向上、若手研究者の育成面を中心に精力を傾倒すべきであると考えております。

1. 情報発信/交流
情報発信・情報交換・会員交流のための部門最大イベントは電力エネルギー部門大会です。幸い、大会への参加者は年々増加しており、会員にとって有益な情報発信・交換が行われている証であると考えています。社会情勢の変化に伴い、B部門が取り扱う分野に関心を持つ研究者の分野は確実に拡がっていますが、それに比例した会員数には必ずしも直結していません。全国大会、研究会、フォーラム、国際シンポジウム等も活用して魅力ある情報の発信と会員の交流機会拡大に努めていく所存です。

2. 知的資産の価値向上
優れた論文は学会の貴重な資産です。グローバル化にも対応して国際的に優れた論文を掲載して発信することが重要です。日本語論文の英文化、あるいは英文論文の日本語化、研究会や全国大会からの論文への道筋の整理など学会として取り組む施策が検討されています。
B部門の事情を加味しながら一層の価値向上に向けた展開を目指します。また、技術委員会の下で発行されている技術報告書も会員の知的探究心を満たす貴重な資産です。会員の関心の高い分野の報告書の発行を継続することが重要です。

3. 若手研究者の育成
高校生・大学生向けに「高校生懸賞論文コンテスト」「エネルギーワンダーランド」を開催し、若い世代へ電力エネルギーへの関心を持ってもらう活動を続けており参加者から好評を得ています。学生ブランチ活動、若手研究者表彰などを通じて、次世代技術者の育成にも力を入れていきたいと考えています。

このような活動を通じて活性化を図り、会員の皆様にとって価値ある部門としていく所存です。今後ともご支援並びにご協力をよろしくお願いいたします。