GS2-1 蛍光異方性を用いた免疫センサの特性改善
○鈴木誠一,高木眞希,浅井千咲季(成蹊大学)
免疫センサはほとんどあらゆる抗原構造を特異的に検出することができる理想的なセンサと考えられる。しかし、実際には表面吸着の問題が大きく、溶液プロセスを用いない固体免疫センサは実用化されていない。本研究は蛍光異方性測定を用いることで表面吸着の影響を排除し、実用化可能な免疫センサの開発を行うものである。特にここではマルチチャンネル化を想定し、複数のスポットに抗体を固定化して測定した。またこの時のセンサ感度についての検討を行った。