GS2-2 導電性布電極を用いた心電計測に関する要素研究
◎鈴木 裕,阪田 治,森澤正之(山梨大学)
生体情報を日常的にモニタリングして疾患の早期発見に役立てることが望まれている。例えば,心電をモニタリングすることができれば心疾患の早期発見が見込め,重篤に至らずに対処することが可能となるケースが考えられる。従来,心電計測にはホルタ―心電計がよく知られているが,粘着性ゲルやペースト等により電極を皮膚に接着させる必要がある。このことは長期計測を行うと,皮膚の炎症等を引き起こす可能性がある。そこで我々は,導電性布電極を用いてウェアラブルもしくは非接触で心電を計測することを目標とした。本発表ではセンサ(導電性布電極)のサイズ,センサ間の距離,センサ配置部位について検討した結果を報告する。