GS6-1 PEB/ZEBの運用コスト最小化手法の実現可能性検証
◎大竹宏明,村井雅彦,齋藤正明,朝倉 啓,野坂孝雄,西村信孝(東芝)
EUの20-20-20ターゲットを受け、フランスをはじめEU各国では、2020年以降に建築されるビルはすべてPEBにすることを推進している。また、国内では、経済産業省が、2030年までに新築全体でのZEB実現を目標に掲げている。
ビルのエネルギー管理システムにおいて、エネルギーコストとエネルギー消費量トレードオフの関係にある。機器の限界コストを用いた運転スケジュールの最適化機能をベースに、PEB/ZEBを達成する範囲でコストを最小化する手法を開発した。本手法は需要予測値をベースとしている為、需要変動が影響するため、影響評価を実施した。
2015年度より開始されるPEB実証試験では本方式が採用される予定。