GS8-4 効率的な送電線下の状況確認のための線下画像の集約手法
○石野隆一(電力中央研究所),佐々木英二,中司賢一(中部電力),中島慶人,篠原靖志(電力中央研究所)
送電線下の常変確認のために,1~3回/月の巡視を実施している電力会社もある.そこで,筆者らは線下状況確認のためにカメラを導入し,常変の有無を確認して巡視することで巡視回数を減らし巡視の効率化を検討している.ここでは,状況の変化の有無を確認できればよいため,1時間に1コマの画像確認を想定している.この場合,日中約11時間画像を記録するとすると,1カ所11枚/日を確認するため,多数の箇所を管理する場合には目視確認作業は多数の画像を目視確認する必要がある.そこで,11時間(11枚)の画像を1枚に集約できれば,1枚/1カ所/日となり,効率的な目視確認を実現できる.本報告では,効率的な集約法について述べる.