MC4-4 インバータの入力キャパシタと冷却システムの小型化検討
◎青砥匠吾,遠藤 駿,金澤康樹,山本真義(島根大学)
電気自動車やハイブリットカーに使用されるインバータは走行性能向上や居住スペースの確保といった要求により,小型軽量化が強く求められている。インバータの体積を占める部品として入力キャパシタと冷却システムがある。入力キャパシタは電源を電圧リプルから保護するために用いられ、スイッチング周波数を高周波化することによって入力キャパシタに必要な静電容量を小さくすることができる。しかし、高周波化するにつれてスイッチング搊失が増加し、冷却システムの体積が増加する。本論文ではインバータの入力コンデンサと冷却システムに着目し,スイッチング周波数と体積の関係について検討を行う。