OS2-2 耳介認証における撮影角度の推定
◎崔 英泰,南谷崇成,渡部大志(埼玉工業大学)
耳介による個人認証では耳介の凹凸形状の個人差を利用するが,撮影角度によって凹凸形状の見え方が変化し,結果として照合精度が低下する.そこで発表者らは撮影角度の差を埋め合わせるアルゴリズムの開発を行っている.そこでは1枚の登録画像から様々な角度の推定データを作成し,入力耳介データの角度が未知のままでも認証が行えるシステムを作成した.しかし,もし入力画像の耳介角度が推定できれば,認証精度を改善できる可能性がある.本研究では耳介撮影角度を測定する方法をの有効性を検討する.