OS4-4 高速道路の冬季通行時におけるスタッドレスタイヤ識別に関する検討
○伊藤征嗣,小黒剛成(広島工業大学)
現在,高速道路は人々の移動手段として生活に欠かせないものとなっている。そのため,高速道路では安全に利用できるよう様々な取り組みを行っており,その一つとして冬用タイヤ規制がある。この規制は高速道路で路面に積雪がある場合にスタッドレスタイヤまたはチェーン装着者のみが走行できるものである。現在ではこの規制が発令された際には,過酷な環境下で監視員が目視でタイヤをチェックしている。そのため,監視員は疲労からの判断力の低下や健康を搊なう恐れがある。そこで本研究では画像から冬用タイヤを自動的に識別するシステムを構築することを目的とする。
本研究ではスタッドレスタイヤの側面に記載されている「STUDLESS《文字を検出することで識別を行うために,その識別法に関する問題点を挙げ,その改善点を検討した。