OS4-9 匂い識別による赤ワインと白ワインの分類
◎池田善紀,大松 繁,矢野満明(大阪工業大学)
既存の匂い識別装置は電圧の強弱を数値で表示しているだけであり、匂いの種類に関しては識別することはできなくかつ良い匂いか悪い匂いか識別することはできなかった。本論文では、ニューラルネットワークと金属酸化物半導体ガスセンサアレイを用いて匂いの種類を識別することができるシステムの構築をする。とくに、ワインの匂い識別は難しくソムリエが行っているのが現状である。そこで、本論文では温度を変化させる方法を用いることで白ワインと赤ワインの匂いデータを測定し、そこで得られた匂いデータに対してニューラルネットワークを用いて匂い識別を行い、その識別精度の向上を検討する。