OS5-1 居住者と住居を見守るMEMS加速度センサシステムの開発
○澤本 潤(岩手県立大学),朱牟田善治(電力中央研究所),小田義也(首都大学東京),厚井裕司(マクロネットワークス)
本研究開発では、住居に設置した高精度MEMS加速度センサーの情報を用いて、常時微動とは異なった人の様々な行動パターンや住居の振動特性を現す信号を実測し、その振動データから居住者の行動や住居の危険度・被災度を把握し、異常を検知・警報可能とする住居見守りセンサーシステムを提案する。本報告では、試作したMEMS加速度センサーおよび、参照測定機器としての高精度サーボ型速度計を使用して、一般の住居(木造および鉄筋)において、予備実験を行ったのでその結果について報告する。