PS1-7 加速度センサを用いた人間の身体的特徴の推定に関する検討
◎吉田健治,堀内 匡(松江工業高等専門学校)
近年,微細加工技術の進化により様々な小型センサが開発され,これらのセンサを使った研究が盛んに行われている.例えば,加速度センサやジャイロセンサを用いて,人間の動作認識や個人の識別を行う研究開発が進められている.本研究では,人間の日常行動である「歩く《「階段を上る《「階段を下りる《などの動作を対象として,加速度センサを用いて得られた時系列データから被験者の身長や体重などの身体的特徴を推定する手法について検討する.人間行動センシングコンソーシアムHASCが構築した行動認識データセットHASCcorpusに収録されている実環境で採取された加速度データを用いて,特徴量の設計と身体的特徴の推定に関する実験を行い,推定手法の有効性について検討する.