PS3-5 SVMによる手首筋電を用いたジャンケン動作識別
◎平岡大樹,伊藤伸一,伊藤桃代,福見 稔(徳島大学)
SVMによる手首筋電を用いたジャンケン動作識別

○ 平岡大樹 (徳島大学 先端技術科学教育部)、伊藤伸一、伊藤桃代、福見稔 (徳島大学 ソシオテクノサイエンス研究部)

【目的】手首筋電を用いたオフラインでのジャンケン動作識別。
【対象】被験者は20代男性3吊。実験の1トライアルをジャンケンの各動作10回分とし、計4トライアル実施。
【方法】8チャンネルの乾式センサを用いて計測し、FFTを適用する。FFT適用後、隣り合うチャンネルの平均値を求め、線形変換による正規化をし、-1から1の範囲にリスケーリングする。トライアルの1・2回目を学習データ、3・4回目をテストデータとした。
【結果】識別結果はそれぞれ96.9%, 95.3%, 90.6%であった。
【考察】識別精度が従来の77.1%から大きく改善され、全ての被験者が90%以上であった。提案手法の汎用性が高いと思われる。
【結論】提案手法を用いることで汎用性の高い手の動作識別が可能である。