PS3-6 液晶薄膜を用いたSPRセンサーの研究
◎河合春華,宇戸禎仁(大阪工業大学),吉田浩之,尾崎雅則(大阪大学)
表面プラズモン共鳴(Surface Plasmon Resonance)は、抗原抗体反応を用いた高感度センサーとして医学や生理学分野などで使用されている。しかし、生体からの抗体の抽出には時間を有し、コスト面などで問題点が生じる為、抗原抗体を使用しない新しいバイオセンサーの開発が求められている。今回は、CrAu薄膜基板を用いた、高屈折プリズムでのSPR測定の結果について報告する。