PS4-7 ダイレクトサンプリングミキサの容量の使用率を上げる構成
◎今井博之,和田和千(明治大学)
ダイレクトサンプリングミキサは、容量とスイッチで構成されるフィルタであり、容量を用いた信号処理で、フィルタリングとデシメーションを実現している。電荷の保持が終了した容量は、電荷がリセットされて次に電荷が供給されるまで、信号処理に関与しない。つまり、容量には待機時間がある。そこで、ダイレクトサンプリングミキサの制御クロックを改良することにより、容量の使用率を上げることができる。各容量に複数の役割を持たせることにより、容量の個数を削減することができる。