SS7-6 Column Generation Model and Optimization Techniques Based on Man-Machine Interaction for Timetabling Problems of University Makeup Courses
◎Hiroto Komaki,Kazutoshi Sakakibara(Toyama Prefectural University),Takuya Matsumoto(Kobe University)
スケジューリング問題の一種である時間割作成問題に対する研究は古く,従来より様々な研究が行われてきた.その中でも大学補講時間割に着目すると,学生の授業履修が確定した後での時間割作成となるため,学生一人ひとりの履修状況を反映した時間割が求められる点において,実行可能な時間割を求めることが非常に困難となる,という特徴を有する.本研究では,富山県立大学の補講時間割作成問題に着目し,列生成法を用いた数理計画法に基づく最適化システムを開発する.ここでは良質な時間割を低負荷で導出することを目的とする.具体的には,対象問題を列生成アプローチに基づき,集合分割モデルを示す. 次に,この列生成アプローチを導入した補講時間割作成法を用いて,2014年度の大学補講時間割作成を行う.