TC14-1 テキストマイニングを利用した医薬品添付文書分析による効果の推定
○生駒卓志(筑波大学),田中公司(日立公共システム),藤田昌克(帝京大学),高橋雅和(山口大学),津田和彦(筑波大学)
 医薬品を使用する際に、医薬品がどの程度効果があるのかを判断することは困難である。医療用医薬品は、その医薬品の情報が添付文書に記載されている。添付文書には医薬品の効能・効果、使用上の注意など、その医薬品を使用する際の基本的な情報が記載されているが、添付文書に記載されている情報だけでは、医薬品がどの程度効果があるのか理解することが難しい。
 本研究では、医薬品の添付文書に記載されている情報から、医薬品の効果を推定する方法について検討する。さらに複数の医薬品の添付文書情報を集約することによって、直接比較していない医薬品の効果の程度を推測し、医薬品情報の活用方法を検討する。