2021年度第1回電気学会東北支部秋田支所学術講演会

2021/10/19

令和3年度第1回秋田支所学術講演会

題目 「福島第一原子力発電所事故により汚染された土壌について」

講師 福島大学 共生システム理工学類 佐藤 理夫 教授

講演内容(予定)

福島第一原子力発電所の事故により多量の放射性物質が放出され,降下した

放射性セシウムによる土壌汚染が問題となっています.住民や産業への被害を

低減するために,生活圏から表土を除去する「土木的」な除染が行われ,

除去した土は数年間の仮置きを経て中間貯蔵施設へと運ばれています.2045年

までに中間貯蔵を終え,福島県外で最終処分することが法で定められています.

最終処分量を低減するために,「機械的」・「熱的」・「化学的」な手法により

土壌からセシウムを除去する研究開発が行われています.

広大な森林は除染の対象外となっているが,森林からセシウムを除去する研究

も行われています.除染の概要と今後の課題を紹介するとともに,

福島大学で行ってきたセシウム除去の研究成果を紹介します.

 

日時:2021年11月12日(金)14:30-16:00

開催形式:オンライン講演(Zoomを使用,拠点:秋田大学理工学部)

参加費:無料

※聴講をご希望する場合には,11月10日(水)までにあらかじめ下記問い合わせ先に

ご連絡下さい。

問い合わせ先:

電気学会東北支部秋田支所長 カビール ムハムドゥル(秋田大学大学院理工学研究科)

E-mail  kabir(at)gipc.akita-u.ac.jp

(御連絡の際は(at)を@に替えてください。)