学術講演会(2023/01/12, オンライン開催)

2022/11/10

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        北陸支部学術講演会(R5/1/12)のご案内
        「雷科学入門 ~雷発生のメカニズムと障害対策事例~」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日 時:令和5年1月12日 (木) 13:10~14:10
場 所:富山県立大学(オンライン開催 Zoom 予定)
講演者:馬杉 正男氏(立命館大学理工学部 電子情報工学科 教授)
題 目:雷科学入門 ~雷発生のメカニズムと障害対策事例~

受講料:無料

定 員:90名

申込方法:以下のフォームにてご登録ください。
     https://forms.gle/tjZ1DXvzG8ctJPKf6

・1/10(水)17時までに本フォームにてご登録ください。
・1/11(木)の午前までに Zoom の接続先情報をご登録いただいた方に
 ご連絡致します。

問合せ先:富山県立大学 知能ロボット工学科 佐保 賢志
     TEL : 0766-56-7500
     E-mail : saho@pu-toyama.ac.jp

主 催:電気学会北陸支部

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講演概要

雷は発達した積乱雲(雷雲)から発生する大気現象である。
雷雲内に蓄積した正負の電荷が分離した際、雷放電が発生し、雷鳴が響くだけ
ではなく、周囲に電磁波が放射される。雷による被害は、通信線や建物などを
直撃する直撃雷(落雷)や空間に放射された電磁波による誘導雷(過電圧,
過電流)などに分けられるが、日本国内の被害総額は年間1000億~2000億円
以上にも達すると報告されている。
近年の気候変動に伴い、雷活動の発生回数が増加傾向にあり、社会基盤に
大きな損害を与えるリスクが懸念されている。さて雷活動については、身近な
現象でありながら、その発生メカニズムなどは意外に知られていない。
本講演では、雷科学入門と題して、雷の発生メカニズム、北陸地方などで観測
される冬季雷の特徴、雷の障害・対策例、立命館大学での取り組み事例などを
紹介する。