改正・JEC-3408:2015特別高圧(11 kV~500 kV)架橋ポリエチレンケーブル及び接続部の高電圧試験法規格の解説

2016/05/12

平成27年9月,JEC-3408「特別高圧(11 kV~500 kV)架橋ポリエチレンケーブル及び接続部の高電圧試験法」を改正いたしました。
旧JEC-3408「特別高圧(11kV~275kV)架橋ポリエチレンケーブルおよび接続部の高電圧試験法」は,1997 年の改訂から15 年以上が経過しておりました。この間には,500kVケーブルの長距離送電線路も実用化され適用実績も拡大しており,また変電機器の性能向上,試験電圧の見直しなどの環境も変化していることから,改正が求められておりました。
今回の改正では500kVケーブルを規格の対象に加えただけでなく、「全体的な記載内容の確認,修正」を目的に、他規格の改正や、最新の技術動向なども反映のうえ、規格票様式(2012)に基づき改正を行いました。
【主な改正点】

  • 500kVケーブルに関する規定を追加。
  • 形式試験、受入試験で行う異物・ボイド・半導電層突起検査用の絶縁体スライス厚の規定を、試料厚から検査厚に変更。
    (但し、実際に検査する厚さは変更なし。)
  • 受入試験のうち出荷耐電圧試験時の温度規定を「常温」から「常温以上」に変更。

改正の背景・旧規格との比較・IEC 避雷器規格との関連などを含めて皆様に広くご理解頂き,本規格を十二分にご活用いただくために講習会を開催いたします。皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしております。

日 時:

平成28年5月12日(木) 13:30~16:30(定員50 名)(12:30から受付開始)

会 場:

電気学会 会議室

住 所:

東京都千代田区五番町6-2 HOMAT HORIZON ビル8F(交通・JR 総武線「市ヶ谷駅」下車徒歩約5分)

プログラム:

  • 13:30~13:40 主催者挨拶(改正の趣旨・経緯(序文の内容)説明)
  • 13:40~14:10 JEC-3408の適用範囲,引用規格,用語及び定義
  • 14:10~14:40 試験の目的,試験種別
  • 14:40~15:10 開発試験
    <休 憩>
  • 15:30~16:00 形式試験,受入試験
  • 16:00~16:20 附属書J (参考) 500kVケーブル系統の過電圧解析モデルと解析結果
  • 16:20~16:30 総合質疑
    ※時間割は変更される場合があります。

テキスト:

JEC-3408:2015特別高圧(11 kV~500 kV)架橋ポリエチレンケーブル及び接続部の高電圧試験法(平成28年5月9日発売開始)

参加費:

一般 会員¥5,000-(不課税),事業維持員企業に所属の方¥6,500-,非会員¥8,000-(消費税込)
学生 会員¥2,000-(不課税),非会員¥3,000-(消費税込)

■テキストをお持ちでない方:

参加申込みの際に,テキストのご注文を受け付けます。会場でテキストをお渡ししますので,テキスト代をお支払ください。
(特別価格4,800円)(※テキスト代には参加費が含まれておりませんので,参加費を別途頂戴いたします。)

申込方法:

ホームページからのお申込み:http://www2.iee.or.jp/ver2/honbu/jec-app/
電子メールでのお申込み:「JEC-3408:2015講習会参加申し込み」と題記し,会員/非会員の別,氏名,所属,連絡先(住所,電話番号,電子メール),テキストの要・不要の別をご記入の上,5月10日(火)までに下記お問い合わせ先へ電子メールでお申し込みください。
※定員に達し次第,締め切らせていただきます。
 締め切りました。

問合せ先:

電気学会 標準化推進室
TEL:03-3221-7201,e-mail:iec(アット)iee.or.jp→(アット)を@に書き変えて送信ください。

主催:

電気学会 電気規格調査会 特別高圧(11kVから500kV)架橋ポリエチレンケーブルおよび接続部の高電圧試験法標準特別委員会