群馬支所講演会「インベンションからイノベーションへ 〜技術ロードマップとバイオデザイン〜」

2023/10/06

日時
2023年12月7日(木)13:00~14:20

会場
前橋工科大学工学部142講義室(群馬県前橋市上佐鳥町460-1)

※対面開催を原則とします。ただし,コロナウィルス感染症の拡大状況に応じてオンラインへ変更する場合があります。メールもしくは電話にて事前申し込みが必要です。

演題
「インベンションからイノベーションへ 〜技術ロードマップとバイオデザイン〜」

講師
中村 亮一 氏(メディエライト合同会社 代表社員)

対象
電気学会会員及び学生,教職員

参加費
無料

主催
電気学会東京支部群馬支所

共催
前橋工科大学工学部システム生体工学科

協賛
特定非営利活動法人 Wireless Brain Network研究会

参加申し込みおよび問い合わせ先
前橋工科大学工学部システム生体工学科 小田垣雅人
E-mail: odagaki(at)maebashi-it.ac.jp
# 上記の(at)は@に変更してご入力ください。

概要
先駆的な技術開発・研究はイノベーションの「種」に過ぎず、実装・普及・定着を伴って初めて社会変革は達成される。本講演では講師のこれまでの医工学研究・産学連携活動の経験を元に、医工学領域でのイノベーションに必須な2つのテーマについて解説する。

  1. 技術ロードマップ:社会を変革する技術・サービスの実装においては、マーケットと技術の歴史的変遷・現況の分析に基づいた未来予測としてのロードマップが必要である。ここでは講師が専門としている手術支援ロボットを題材に、その歴史と現況を元に考察した今後の技術・製品のトレンドについて解説する。
  2. バイオデザイン:顧客・ユーザのニーズが重要視される産業においては古くより「デザイン思考」アプローチによる製品開発プロセスが用いられており、医療機器分野でもスタンフォード大学にてデザイン思考をベースとした「BioDesign Program」が開発され、日本の大学にも導入されている。ここでは講師の医工連携製品開発事例を題材に、デザイン思考アプローチでの共感に基づく製品開発プロセスの実際について解説する。