支部長からのメッセージ (平成27年)

電気学会 東京支部会員の皆さまへ

東京支部長 横田 岳志


東京支部長の横田 岳志でございます。
 
電気学会は長い歴史の中で日本の電気技術の発展の一端を担い、本年度は創立127周年目を迎えております。 皆様ご承知の通り、先の東日本大震災以降、原子力発電所の長期間停止やこれに伴う再生可能エネルギーの導入加速、エネルギーシステムの変革等、電気を取り巻く社会環境は激変しております。このような状況の中で、電気技術の重要性が改めて見直され、その専門家集団である電気学会が果たすべき役割は今まで以上に重要になってきております。
 
東京支部は、「電気」に携わる学術団体である電気学会の一員として、電気技術の高度化を通じて、皆様の生活をより安心で豊かなものにするとともに、エネルギー利用の高度化、再生可能エネルギーの普及拡大などにより、未来へつながるサステナブルな社会の実現に貢献して参ります。
 
東京支部が会員の皆様にとって価値ある存在であり続けるために、支部役員の皆様とともに、これまで同様、会員各位へのサービスの向上ならびに一般の方々への電気技術の理解と信頼感の醸成を図るための活動を実施して参ります。 具体的には以下の活動を継続的に推進して参りますので、宜しくご支援賜りますようお願い申し上げます。また、皆様の主体的な活動への参加を心待ちにしております。
 
  • 学会と現場、学生と社会(企業、研究機関)が情報交流する東京支部カンファレンスの開催
  • 学会発表が初めての学生に研究発表の場を提供し、表彰を行う学生研究発表会の開催
  • 電気学会の総力を挙げた調査研究活動の成果を紹介する講習会の開催
  • 東京支部および学生員委員会、各支所の特徴を活かした講演会、見学会、研究発表会の開催 (神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、茨城、新潟、山梨、沼津)
  • 高校生を対象とした講習会・見学会の開催
  • 小中学生を対象とした手作り実験教室の開催(サイエンススクエア)
  • 電気工学を修めた優秀な学生の表彰の実施 (電気学会東京支部電気学術奨励賞・電気学術女性活動奨励賞)
  • インターネットによる行事案内、活動報告の実施
  • 学生を対象とした実学としての電気工学、先端の電気技術を学ぶ教育コンソーシアムの開催
  • 会員からの要望を迅速に収集するための学会活動推進員との定期的な意見交換会の開催

平成27年6月