【協賛】日本機械学会東海支部 第11回講演会
2025/10/10
第11回講演会「製造業におけるデータサイエンス、シミュレーション技術の役割とその活用」
開催日: 2025年11月14日 (金) 15:00〜17:20
会 場: Zoomによるオンライン講演会+オンデマンド見逃し配信(期間限定)
(参加登録者に後日、Zoomアドレス等の情報をお送りします)
趣 旨:日本の製造業は予測困難な時代を迎えており、少子高齢化による労働力不足、グローバル規模での
サプライチェーンの分断、設備の老朽化等に加え、DXの遅れによる競争力低下が深刻化しています。
そのような不確実な状況下において、設備故障や不良発生の原因を特定するデータサイエンス技術
や、生産ラインのボトルネックの特定、工程の最適化を図るシミュレーション技術の役割はますま
す重要となっています。本講演会では、製造業におけるデータサイエンスとシミュレーション技術
活用の最前線についてご講演をいただきます。
プログラム(題目・講師):
15:00~15:05 開会挨拶と講師ご紹介 日本機械学会東海支部 担当幹事
15:05~16:05 講演Ⅰ『DX版QC7つ道具によるデータ駆動型モノづくりへの変革』
講師: 株式会社デンソー モノづくりDX推進部 吉野 睦 氏
概要:デンソーが開発したDX版QC7つ道具「DN7」はビッグデータを誰でも簡単に分析できるデジタル時
代の品質管理ツールです(オープンソースとして公開されています)。本講演では、製造現場が抱え
るデータ活用の課題と、すでに多くの企業や高校・大学でも活用されている「DN7」についてご紹介
いただきます。
16:05~16:15 休憩
16:15~17:15 講演Ⅱ『大学におけるものづくりデジタルツイン研究・教育への取り組み』
講師: 東京理科大学 工学部情報工学科 松尾 裕一 氏
概要: 物理空間とサイバー空間を連携させることにより、自動化や技術継承といった社会課題の解決
に繋げる「デジタルツイン」のものづくり産業利用への期待が高まっています。しかし、デジタル
ツインの構築や人材育成には、多種多様な技術やドメイン知識が要求されるため、導入や説明に二
の足を踏んでいる方々が多いのではないかと推察されます。本講演では、ものづくり領域のデジタ
ルツイン構築と活用、教育や人材育成での取り組についてご紹介いただくとともに、日本機械学会
計算力学部門の下に設置された「ものづくりデジタルツイン研究会」の活動についてもご紹介いた
だきます。
17:15~17:20 閉会の挨拶 日本機械学会東海支部 担当幹事
定 員: 300 名(先着順)
締 切: 2025年10月24日(金)
参 加 費: 会員・学生員 無料,会員外 1,000 円(会員外学生 500円)
企画幹事:デンソー 石橋基弘,静岡大学 静弘生
申 込 先: 右記Web サイトからお申込下さい。(http://www.jsme.or.jp/tk/)
問合せ先:〒464-8603 名古屋市千種区不老町 名古屋大学工学部機械工学教室内
日本機械学会東海支部 電話・FAX 080-2643-8838,E-mail:tokaim@jsme.or.jp
〔協賛(予定):計測自動制御学会中部支部、電気学会東海支部、精密工学会東海支部、自動車技術会中部支部、
日本設計工学会東海支部、日本塑性加工学会東海支部、日本材料学会東海支部〕