支部長からのメッセージ

 

電気学会東海支部の皆様へ

東海支部長 早川 直樹 (名古屋大学 大学院工学研究科 電気工学専攻 教授)

 この度,小道浩也支部長の後任を仰せつかりました名古屋大学の早川直樹です。前支部長に引き続き,東海支部の発展に向けて努めてまいります。

 東海支部は,東海地区における電気工学分野の普及と発展を目的として,東海支部連合大会,専門講習会,講演会,見学会や,支部独自の行事である若手セミナーや研究フォーラムなどを通じて,電気工学分野の魅力や重要性を社会に発信しています。これらの活動については,会員サービスの維持・向上を念頭に置き,発展させたいと存じます。
  令和3年度末時点における電気学会会員数は,全国9支部合計18,708人の内,東海支部は2,820人であり,東京支部に次ぐ2番目となっておりますが,少子高齢化や若者の理科離れなどにより,残念ながら減少傾向にあります。東海支部と致しましては,本部の活動と連携し,役員・活動推進員や大学・高専・企業の皆様のご理解・ご協力をいただきながら,既会員が会員としてのメリットを実感できるような技術・情報を発信するとともに,次世代を担う技術者・研究者の育成に向けた教育・研究を積極的に支援することにより,一人でも多くの方に継続・新規入会いただけるように活動してまいります。
 コロナ禍も3年目に入り,終息に向かうことを祈念しつつ,東海地区における電気工学分野の社会貢献とさらなる発展を目指して尽力致します。皆様の温かいご支援とご協力をお願い申し上げ,挨拶とさせていただきます。