「電気学会 九州支部会員の皆さまへ」
「就任のご挨拶」
令和 6・7年度 電気学会九州支部長
大 山 和 宏
(福岡工業大学工学部電気工学科 教授)
Kazuhiro Ohyama received his B.Eng. in Electrical Engineering and his M.Eng. and D.Eng. from Kagoshima University,
Kagoshima, Japan, in 1993, 1995, and 1998, respectively.
He was a visiting scholar at the University of Nottingham, Nottingham, U.K., from 1998 to 1999.
In April 1999, he joined the Department of Electrical Engineering, Fukuoka Institute of Technology, Fukuoka, Japan,
as a lecturer. In April 2002, he was promoted to associate professor.
He received his PhD degree from University of Nottingham in 2008.
In April 2009, he was promoted to professor.
He is currently engaged in the study of AC motor drives.
1998年3月に鹿児島大学大学院システム情報工学専攻博士後期過程を修了し,英国ノッティンガム大学での客員研究員を経て,
1999年4月より福岡工業大学工学部電気工学科に講師として着任。
その後,同大学にて2002年4月に助教授,2007年4月に准教授(名称変更),
2010年4月に教授となり,現在に至る。その間,2008年6月にノッティンガム大学PhDコースを修了。
主として,交流機の設計,制御に関する研究に従事。
令和5・6年度の電気学会九州支部長に就任しました福岡工業大学の大山です。
歴史と伝統ある電気学会九州支部の更なる活性化に努めて参りますので、
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
電気学会九州支部では、電気・情報関係学会九州支部連合大会、講演会、講習会、研究会、
シンポジウム等を実施しています。
これらの活動は、会員の皆様に対して情報発信の場を提供しています。
更に、産業界と教育機関との間、また専門の異なる技術者や研究者との間において、
様々な連携の場を提供しています。
今後もこれらの活動を充実させ、会員サービス向上に努めて参ります。
近年、温室効果ガス排出量の削減に向け、再生可能エネルギーや省エネルギー技術の開発が加速しています。
九州域内においては、メガソーラーの建設に加え、海洋再生可能エネルギー開発が計画されています。
またモビリティーの電動化と半導体産業の誘致に伴うすそ野の広い製造業の発展が期待されており、
それらを支える人材の養成が急務となっています。一方、九州域内では18歳人口減少が顕著であり、
若者の工学離れも相まって、育成できる人材の絶対数そのものが減少しています。
そこで九州支部の諸活動を通じて、若者の電気工学への理解を促進し、さらに若手技術者や研究者の育成支援と
産学間連携を推進する場を提供し、電気学会の発展に貢献できるよう努力する所存です。
最後に、皆様方とともに電気学会九州支部を盛り上げていきたいと思いますので、
ご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年6月
令和4・5年度 支部長コミットメント(山下 敬彦)
令和2・3年度 支部長コミットメント(末廣 純也)