女性エンジニア・研究者座談会
理系職場の中でも、電気系はこれまで特に女性が少ない職場でした。ただし、近年、女性の数は増える傾向にあります。電気系技術の応用が急拡大していく中、研究や技術・製品開発での女性の視点はますます重要になることでしょう。電気学会では、電気系女子が集まる場「女性エンジニアの会」を設け、同じ悩み・思いを持つ者同士が知り合い、新たな気付きを得る機会を作り出しています。今回、業界も立場も違う電気系女性エンジニア3人が、東海大学の稲森真美子准教授の司会で、職場の中での苦労や感じるやりがい、将来の展望などについて語り合いました。ここでは、その様子を3回に分けてお届けします。第1回の今回は、電気系女性エンジニアの現在の職場環境について議論しました。
典型的男性社会である電気系職場の中で働く女性は、職場の大多数の人が窺い知らない苦労や悩みを抱えることが多々あります。しかも、同じ思いを持つ人が周りにいないため解決の糸口が見えず、悩みを深めてしまう人もいます。電気学会では、電気系女子が集まる場「女性エンジニアの会」を設け、同じ悩み・思いを持つ者同士が知り合い、新たな気付きを得る機会を作り出しています。今回、業界も立場も違う電気系女性エンジニア3人が、東海大学の稲森真美子准教授の司会で、職場の中での苦労や感じるやりがい、将来の展望などについて語り合いました。ここでは、その様子を3回に分けてお届けしています。第2回の今回は、電気系女性エンジニアが感じるやりがい、コロナ禍によって変わった職場環境、さらにはエンジニアとしての志を遂げるために大切になる振る舞いなどについて議論しました。
職場での人間関係の悩みは、意外と、同僚や上司にも打ち明けにくいものです。よく知った間柄であるがゆえに、悩みを客観的に捉えることができなかったり、利害関係があって素直に語ることができなかったりするからです。男性社会の中で生きる女性ともなればなおさらです。電気学会では、電気系女子が集まる場「女性エンジニアの会」を設け、同じ悩み・思いを持つ者同士が知り合い、新たな気付きを得る機会を作り出しています。今回、業界も立場も違う電気系女性エンジニア3人が、東海大学の稲森真美子准教授の司会で、職場の中での苦労や感じるやりがい、将来の展望などについて語り合いました。最終回の第3回は、電気系女性エンジニアが感じる悩みに挑む際の女性エンジニアの会が果たす役割や参加者の方々が思い描く将来展望などについて語り合いましました。
関連イベントのご案内
「女性エンジニアの会」は、産業応用部門大会の会期中に併設されています。キャリアに関する講演や座談会形式でのフランクな意見交換の機会,夜は有志による懇親会も開催され,様々な交流の場を持つことができます。詳細は,各産業応用部門大会のホームページにご案内があります。