電力・エネルギーフォーラム「最近の直流及び交流系統に要求される遮断器の技術動向」
2024/02/27
概要
近年,洋上風力発電を始めとした再生可能エネルギー電源の電力系統への導入が世界的に急速に進められている。HVDCシステムが多端子構成となり大規模グリッド化した場合には,直流側系統で発生した事故の直流系統全体への波及を防ぐため,事故区間を高速遮断し,切離すことが可能な高電圧直流遮断器が必要となり,いくつかの方式の高電圧直流遮断器について,研究・開発が進められている。
一方,交流遮断器においては,近年温室効果ガスの抑制やゼロエミッションを追及するための循環型社会形成の一環として,電力変電分野の開発,製造,運用においても環境負荷低減が求められている。特に,高電圧開閉機器等の消弧・絶縁媒体として用いられるSF6ガスについて,代替ガス遮断器技術の研究・開発が近年急速に進められている。例えば,SF6に代わる消弧・絶縁媒体として,F-ketone,F-nitrileが提案され,現在フィールド実証試験も実施されている。同様に真空遮断器の高電圧化開発も急速に進められており,実系統への適用の報告がなされている。
本フォーラムでは,直流遮断器,高電圧真空遮断器,SF6 代替ガス遮断器について,それぞれ遮断現象,開発動向,技術課題,試験をわかりやすく解説するとともに,将来的な動向を展望する。
日時 | 2024年5月22日(水)13:30~16:30 |
会場 | 電気学会会議室およびオンライン(Cisco Webex Meetings)によるハイブリッド開催 東京都千代田区五番町6-2 HOMAT HORIZONビル8階 JR総武線(中央線各駅停車)市ヶ谷駅下車,徒歩2分 TEL: 03-3221-7313 |
プログラム |
司会進行:常世田 翔(三菱電機) |
テキスト | 電気学会技術報告1559号「最近の直流及び交流系統に要求される遮断器の技術動向」をテキストとして使用します。 電気学会電子図書館(https://www.bookpark.ne.jp/ieej/)で各自ご購入ください。
※印刷冊子の納品は,入金確認後,約1週間かかります。 |
参加費 |
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参加申込方法 | 2024年5月15日(水)までに,https://ieej-20240522bspforum.peatix.comからお申込みください。定員(現地会場25名,オンライン150名)に達し次第,締め切らせていただきます)。 ※本フォーラムではPeatix(https://peatix.com)を利用して参加申込および参加費の支払いを承ります。 |
参加費支払い方法 | クレジットカード決済もしくはコンビニ決済でお支払いください。
【クレジットカード決済の場合】
【コンビニ決済の場合】
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その他 | オンライン参加される方へのWebexミーティング情報等,参加にあたっての詳細は,参加申込された際にご登録いただいたメールアドレス宛にメールでご案内します。 |
問合先 | 三菱電機 常世田 翔 E-mail: Tokoyoda.Sho(at)ak.MitsubishiElectric.co.jp ※(at)を@に置き換えてください 三菱電機 木村 涼 |
主催 | 電気学会電力・エネルギー部門 開閉保護技術委員会 |
協賛 | 電気学会電力・エネルギー部門 最近の直流及び交流系統に要求される遮断器の技術動向調査専門委員会 |