電力・エネルギーフォーラム「高圧配電線耐雷設計の技術変遷と合理化に向けた今後の課題」/「高圧配電線の雷リスクマネジメント手法構築に向けた課題」
2025/08/19
概要
高圧配電線の雷を起因とする被害・事故は,これまで長年にわたる研究と技術開発により大幅に低減されてきました。しかし近年では,設備投資コストの抑制と雷害対策による供給信頼度の維持・確保の両立が求められており,合理的な雷害対策指針の確立が重要な課題となっています。本合同フォーラムでは,高圧配電線耐雷設計の技術変遷と雷リスクマネジメント手法構築に向けた最新の取り組みを紹介します。
第1部では,各一般送配電事業者における雷被害の年度推移や地域特性に応じて進めている雷害対策の変遷と合理化に関する検討,さらには電磁界解析や電気回路解析等の数値計算による雷リスク評価手法の現状など,高圧配電線の耐雷設計に関する広範な知見を整理・共有します。
第2部では,配電線における雷事故の「発生確率」と雷による「影響度」の両面からリスクを評価する視点に立ち,全国の雷被害事例や被害メカニズムを配電機材ごとに整理し,加えて,落雷位置標定システム(LLS)を活用した雷リスクマネジメント手法の構築に向けた調査・検討内容について紹介いたします。
本講演は,配電系統の保守・設計・運用に携わる実務者にとって有益であるだけでなく,次世代の技術者・研究者への知見の継承にも資する内容となっています。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時 | 2025年9月2日(木) 第1部:13:00~14:55 第2部:15:20~17:25 |
会場 | ふれあい貸し会議室(秋葉原)およびオンライン(Cisco Webex Meetings)によるハイブリッド開催 東京都千代田区神田佐久間町2-15 JR山手線 秋葉原駅下車,徒歩1分 |
プログラム |
司会進行:第1部_安井 晋示(名古屋工業大学),第2部_佐藤 智之(東北工業大学) |
テキスト | 電気学会技術報告1519号「高圧配電線耐雷設計の技術変遷と合理化に向けた今後の課題」,および,電気学会技術報告1597号「高圧配電線の雷リスクマネジメント手法構築に向けた課題」をテキストとして使用します。 電気学会電子図書館(https://www.bookpark.ne.jp/ieej/)で各自ご購入ください。 ・印刷冊子 1519号:一般価格3,828円/会員価格2,680円(税込・送料別) 1597号:一般価格5,544円/会員価格3,881円(税込・送料別) ・PDF版 1519号:一般価格5,742円/会員価格4,019円(税込) 1597号:一般価格8,316円/会員価格5,821円(税込) ※印刷冊子の納品は,入金確認後,約1週間かかります。 ※PDF版の支払い方法はオンラインクレジットカード決済のみとなります。 |
参加費 |
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参加申込方法 | 2025年8月29日(金)までに,申し込みHPからお申込みください。現地会場は定員40名に達し次第,締め切らせていただきます。 【オンライン】 2025年8月29日(金)までに,申し込みHPからお申込みください。オンラインは定員150名に達し次第,締め切らせていただきます。 ※本フォーラムではPeatixを利用して参加申込および参加費の支払いを承ります。 |
参加費支払い方法 | クレジットカード決済もしくはコンビニ決済でお支払いください。インボイス制度に対応した領収書は参加費を支払われた参加者全員にフォーラム終了後にメールにて発行します。
【クレジットカード決済の場合】 【コンビニ決済の場合】 |
その他 | オンライン参加される方へのWebexミーティング情報等,参加にあたっての詳細は,参加申込された際にご登録いただいたメールアドレス宛にメールでご案内します。 |
問合先 | 一般財団法人電力中央研究所 森 亮太 E-mail: ryota-m(at)criepi.denken.or.jp ※(at)は@に置き換えてください |
主催 | 電気学会電力・エネルギー部門 高電圧技術委員会 |
協賛 | 電気学会電力・エネルギー部門 雷リスク評価に基づく配電線耐雷設計手法調査専門委員会 |