技術報告新刊 第1588号:スマート電力メーター活用の動向と展望
2026/01/20
2025年07月14日(発刊日)
スマート電力メーター活用の動向と展望に関する調査専門委員会
要 約
今日本におけるスマート電力メーターは,電力自由化に伴う多様な契約メニューへの対応,需要家のエネルギー情報把握および新サービス創出等を目的に,2014 年に導入が開始され,2024年度中までに全需要家への設置が完了する予定である。現行のスマートメーターの導入開始から10 年以上が経過し,この間に太陽光発電を中心に変動性再生可能エネルギー電源の増大,電気事業制度の変化,各種市場の創設,需要家エネルギーリソースの導入拡大,地震や激甚化の様相を呈する台風・集中豪雨による長期停電の発生に伴うレジリエンス確保のニーズの高まり等,電気事業を巡る情勢は大きく変化している。これを踏まえ,2022 年に次世代スマートメーターの全国統一仕様が策定され,2025 年度より新仕様の電力メーターが順次導入されることとなっている。電力メーターの活用の幅は,当初予定した内容から大きく広がってきており,今日的な活用にとどまらず,将来の可能性も含めた総合的調査が待望されている。以上の背景の下,2023 年1 月に本調査専門委員会が電力系統技術委員会傘下に設置され,2 年間を活動期間として,スマート電力メーター活用の動向と展望について調査を行うこととなった。本書は,電力メーターの変遷ならびに現行スマートメーターデータの活用状況や海外での活用事例をレビューするとともに,次世代の仕様に基づく将来の応用を想定した国内外の研究事例などを広く調査し、その成果をとりまとめたものである。
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