B部門　講演会

　平成26年度より活動を開始した標記専門委員会は、「放射線・放射能に関する正確な知識を国民に普及させることが無用な混乱を防ぎ過度な対応の抑制につながり」、また「適切な防護技術を利用することで現場における無用な被ばくを防ぐことが重要である」（以上、当委員会の設立趣意書より抜粋）の２点に着眼し、以下の調査検討を行っています。

• 国際的な原子力・放射線教育（一般国民向け、専門家育成）に関する動向と実践例を入手し整理すること
• 震災前後の日本における原子力・放射線教育に対する国民、業界、政府等の考え方や対応、ツールやプログラムの変化について関係者間が情報を持ち寄り、精査すること
• 放射線防護体系に関する枠組みを再検討する国内外の動きを調査し、現場における放射線防護技術の開発状況を調査、整理すること

　本シンポジウムでは上記の1）と2）に関連した情報提供がなされます。本専門委員会の活動における情報収集の一環として位置づけると共に、関係者からのさらなる情報提供を求め、意見を聴取することを目的としています。

　入場は無料です。多くの方のご参加をお待ちしています。

開会挨拶　
主催技術調査専門委員会・主査　飯本武志（東大）

＜第１部 小中高における学校教育＞
13：05～14：20

• 福島県教育委員会の活動　
  鳴川哲也（福島県教育庁）
• 日本原子力産業協会の教員支援活動　
  木藤啓子（日本原子力産業協会）
• 日本原子力学会の支援活動　
  工藤和彦（日本原子力学会教育委員会初等中等教育小委員会）

＜第２部 社会人教育及び専門家の育成＞
14：30～16：25

• 放射線取扱主任者・作業環境測定士等の育成　
  中村美和（日本アイソトープ協会）
• 技術士の育成　
  佐々木聡（日本技術士会原子力・放射線部会）
• 被ばく医療専門家の育成　
  立崎英夫　蜂谷みさを（放射線医学総合研究所）
• 医学物理士の育成　
  唐澤久美子（医学物理士認定機構）
• 海外若手専門家の育成　
  高野敦子（原子力安全研究協会）

閉会挨拶　
主催技術調査専門委員会・幹事　
島添健次（東大）