技術報告新刊 第1615号:小型核融合炉の実現に役立つ希土類系高温超電導マグネットの最新開発動向

2026/09/24

2026年8月24日(発刊日)
希土類系高温超電導コイルの劣化対策調査専門委員会

要 約

電気学会電力・エネルギー部門超電導技術委員会では,令和 4 年 12 月に「希土類系高温超電導コイルの劣化対策調査専門委員会」 を設立し, 3 年間に亘り希土類系高温超電導コイルの劣化要因や保護技術,導体大電流化技術に関する技術調査活動を実施した。本委員会の調査項目は,主に次の 3 点である。イ) 希土類系高温超電導線材に生じる遮蔽電流と磁場との相互作用により生じる過剰応力の定量的評価とそれがコイルの特性劣化に及ぼす影響ロ) 非絶縁希土類系高温超電導コイルの保護技術の問題点と対策ハ) 大規模コイルのための希土類系高温超電導線材の集合導体による大電流化本専門委員会では,国内研究動向調査にとどまらず,Massachusetts Institute of Technology (MIT),National High Magnetic Field Lab/Florida State University (NHMFL/FSU), Seoul National University (SNU)の研究者による最新海外研究動向に関する講演会を実施した。特に, 海外では多くのコイル劣化やコイル破損が観測されており,本調査専門委員会でも話題の大半を占 めていた。本技術調査報告書は, 3年間に亘る調査専門委員会における調査の結果をまとめたものである。

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