電気学会倫理綱領

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平成10年5月21日制定
平成19年4月25日改正
令和3年7月14日改正


電気学会会員は,研究開発とその成果の利用にあたり,電気技術が,様々な影響やリスクを有することを認識し,持続可能な社会の構築を目指して,社会への貢献と公益への寄与を果たすため,以下のことを遵守する。
電気学会も,その社会的役割を自覚し,会員の支援を通じて使命を遂行するとともに,学術団体として公益を優先する立場で発言していく。

  1. 人類と社会の安全,健康,福祉をすべてに優先するとともに,持続可能な社会の構築に貢献する。
  2. 自然環境,他者および他世代との調和を図る。
  3. 学術の発展と文化の向上に寄与する。
  4. 他者の生命,財産,名誉,プライバシーを尊重する。
  5. 他者の知的財産権と知的成果を尊重する。
  6. すべての人々を思想,宗教,人種,国籍,性,年齢,障がい等に囚われることなく公平に扱う。
  7. プロフェッショナル意識の高揚につとめ,業務に誇りと責任を持って最善を尽くす。
  8. 技術的判断に際し,公衆や環境に害を及ぼす恐れのある要因については,その情報の時機を逸することなく,適切に公開する。
  9. 技術上の主張や判断に際しては,自己および組織の利益を優先することなく,学術的な誠実さと公正さを期する。
  10. 技術的討論の場においては,率直に他者の意見や批判を求め,それに対して誠実に対応する。

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