新グランドデザインの決定について

 従来のグランドデザインが平成26年7月にレビューされてから、学会を取り巻く社会環境や課題は大きく変化してきており、今後も大きな環境変化が見込まれる。学会が時代のニーズに即した活動や会員サービスを提供し、引き続きその役割を果たしていくために、その指針となるグランドデザインの見直しを行うこととした。
 経営企画委員会にグランドデザイン見直しWGを設置し、令和4年5月20日~6月20日に新グランドデザイン案に対するパブリックコメントを実施した。パブリックコメントの結果も踏まえ、7月21日開催の令和4年度第2回の理事会において新グランドデザインを決定した。以下その概要を報告する。

【新グランドデザイン概要】

【あるべき姿の解説】

  • 協創を生み出す「場」の提供
    電気学会創設以来長年行われてきた「知識意見の交換調整、情報提供等を行う場の提供」に加え、他分野や海外の学会と連携・融合した多様性のある「場」を提供することを通じて、社会と産学官が一体となった協創を生み出す。
  • 会員サービスの向上(魅力的な場、利便性の高いサービスの提供)
    多様な会員同士が繋がりあうことで互いに成長を実感できる魅力的な「場」を提供する。変革を担う人材の育成を行うため、技術者スキル向上に資するサービスを提供する。
  • 一般社会との連携、情報発信
    社会への情報発信を行うことで、学会のプレゼンス(認知度向上)を向上していく。また、教育機関などと連携することで、次世代の電気の研究者・技術者のすそ野を広げる活動も積極的に行う。
  • 学会のDX推進
    会員間でのコミュニケーション・情報共有が円滑に行われるための活動基盤を整備し、会員向けサービスの利便性向上に絶えず取り組むとともに、デジタルを最大限に活用する。


詳細はこちら↓
新グランドデザイン(令和4年7月21日改正)
パブリックコメントの実施結果
グランドデザインのレビュー(平成26年7月25日改正)
グランドデザイン(平成19年5月策定)