第11回技術者倫理フォーラム
2018/03/01
~技術者倫理教育で事例を教える、学ぶ~
日時
平成30年3月1日(木)10:30~17:30
場所
日本工営(株)新麹町オフィス7階 702会議室
交通
JR中央本線四ツ谷駅 徒歩8分、東京メトロ有楽町線 麹町駅4番出口 徒歩3分
趣旨
電気学会倫理委員会では、技術者倫理(工学倫理)に関心を持つ方々が参集し、話題提供者が提供する話題について同じ目線の高さで建設的に議論を深め、各人が有益な知見を獲得するための会合を「技術者倫理フォーラム」として毎年開催しています。
今年の第11回フォーラムでは、テーマを『技術者倫理教育で事例を教える、学ぶ』とします。大学等から社会へ出て技術者となる学生は、今起きつつある倫理問題の理解力や、職業人になり倫理的課題に直面した時の対応力をつける必要があります。その必要を満たすためには、教員には効果的、効率的な授業の提供の仕方が、学生にはその学び方が求められます。技術者倫理活動の充実に取り組む企業でも、同様の必要があります。
今次フォーラムでは事例を用いた技術者倫理教育に焦点をあて、豊富な教育経験を持つ方々に話題提供をお願いしました。学生は新鮮な事例により強い興味を持ちますが、今回は学び取るべき教訓が整理された事例を話題提供に据え、過去の知見をどう水平展開するか等の観点で、進行形の事例についても議論を深めたいと考えます。ご関心をお持ちの方々のご参加をお待ちします。
プログラム
10:30-10:45
開会の挨拶とフォーラムの主旨説明
10:45-12:15
話題提供I「安全-メンテナンス社会に入りつつある日本が笹子トンネル天井落下事故から何を汲み取るべきか」
話題提供者 岡田惠夫氏(倫理委員会教育WG委員)
12:15-13:00 昼食
13:00-14:30
話題提供II
「本質安全-六本木ヒルズ回転ドア事故から考える設計思想と顧客対応について」
話題提供者 大来雄二氏(倫理委員会教育WG主査)
14:30-14:45 休憩
14:45-16:15
話題提供III
「組織文化-雪印食品牛肉偽装事件の内部告発について」
話題提供者 大場恭子氏(倫理委員会教育WG委員)
16:15-17:20
総合討論:各セッションの議論でさらに深めるべき論点に関する討論、「次」につなげるべき意見交換等
17:20-17:30
閉会の挨拶
終了後、情報交換会(懇親会)を行いますので、奮ってご参加ください。
(費用自己負担、任意参加)
参加費
無料
対象
フォーラムの趣旨に賛同できる方であれば、参加資格は問いません。会員外でもかまいません。
主催
電気学会倫理委員会