第12回技術者倫理研修会

2019/07/01

地球環境の科学と資源問題
-地球環境の問題を理解して環境倫理を考える-

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第12回技術者倫理研修会を,「地球環境の科学と資源問題」をテーマに開催致します。会員,非会員を問わず,ご関心をお持ちの方は奮ってご参加ください。
科学技術を世の中に役立てようとするとき、倫理的に考えることが重視されるようになってきています。どのような科学技術も,人間社会や地球環境にプラスだけでなくマイナスの影響を及ぼしている点を考える必要があります。
科学技術を世の中に役立てたいと願う人は、科学技術と社会・環境との関係を、国際社会の政治や経済のことも含めて理解し、分野を超えて他の人たちと協同して一つひとつの課題解決に取り組むことが重要です。理解するとは先達が努力し蓄積してきた卓見を知ることです。協同するとは、ともに心と力を合わせ、助けあって仕事をすることです。
地球環境には多くの人が関心を持っています。限りない情報がネットに,報道に,書籍にあふれています。それらの情報のあるものは玉であり,またあるものは石でありあます。科学技術と社会・環境の関係を理解するためには,それら限りない情報のどれが玉であり石であるのかを識別するための基礎力を持ち,自ら考える力を獲得することが必要です。
このたびの研修会では,地球環境を気候変動の切り口から世界各国と連携して科学する営み,人類の生存に不可欠なエネルギー資源をシステム的に把握し政策にも反映する活動について,先達から学びたいと思います。

日時

令和元(2019)年9月20日(金)13:30~17:30

場所

フォーラムミカサ エコ(神田)7Fホール
http://science-forum.co.jp/img/maps/mikasa.htm
(〒101-0047 東京都千代田区内神田1-18-12 内神田東誠ビル)

交通

JR神田駅,都営地下鉄小川町駅,東京メトロ神田駅・淡路町駅 いずれからも徒歩数分

内容

(予定,時間は質疑時間を含む)
13:30 – 13:45
開会・導入 今年度の研修テーマの説明・・・電気学会倫理委員会

13:45 – 15:00
講演1「気候変動問題における科学と社会」
講師:江守 正多 様(国立環境研究所 地球環境研究センター 副研究センター長)

15:00 – 15:15 休憩

15:15 – 16:30
講演2「エネルギー環境問題を理解する - システム論の視点から」
講師:山地 憲治 様(地球環境産業技術研究機構 副理事長・研究所長)

16:30 – 17:30 総合討論・閉会

終了後,情報交換会(懇親会,任意参加)を予定
*演題,講演順序は変更になることがあります。

参加資格

技術者倫理に関心をお持ちの方であれば,会員資格などは問いません。

参加費(税込)

[会員] 正員:3,000円 准員・学生員:1,000円
[非会員] 一般:5,000円 学生(大学院生を含む):2,000円
([会員]には「電気学会事業維持員会員,電気,電子情報通信,照明,映像情報メディア,情報処理の5学会または日本技術士会いずれかの個人会員」を含む。)

定員

100名(定員になり次第締め切り。なお,准員・学生員枠は20名までとします。)

申し込み方法

「9月20日第12回技術者倫理研修会出席希望」と明記の上,所属学協会,会員種別,氏名(フリガナ),所属機関名を葉書,FaxまたはE-mailで,下記申込先までお送りください。折り返し出席の可否をご連絡します。

その他

研修会終了後,情報交換会(懇親会)を予定しています。参加希望の方は合わせて申し込みください。
(17:50開始 90分程度の予定 会費4,000円程度)

申込先

〒102-0076 東京都千代田区五番町6-2 HOMAT HORIZONビル 8F
一般社団法人 電気学会 総務課 技術者教育担当
E-mail: rinri(at)iee.or.jp (at)→@ Tel: 03-3221-3710 Fax: 03-3221-3704

主催

電気学会倫理委員会