東日本大震災と電気エネルギー – 電気システムの被害状況から見えた課題と明日への方向性 –
2011/12/06
現在の日本では,オフィスや産業そして家庭などにおける社会活動のほぼすべてが「電気」に依存しています。つまり「電気」は社会機能そのものを支える一次インフラであり,かつライフラインです。そのため,我が国においてはこれまで世界屈指の高い技術により,停電の少ない安定した電気の供給・利用体系を築いてきました。
しかし3月11日に発生した東日本大震災により,広域におよぶ長時間の停電,その後の計画停電,そして節電要請など,「電気」の在り方について議論が高まっています。
そこで,大震災では電気エネルギーの供給システムがどのように被災し,電気依存型社会にどのような影響を与えたかを検証し,それに基づき,我が国の将来におけて期待される「安全・安心スマート社会」において電気システムはどうあるべきか,その方向性について一緒に考えたいと思います。
講演内容
講演内容の動画(WMV形式をZIP圧縮してあります)をご覧になる場合は下記からダウンロードして下さい。
○ 前半(111206-1.zip:480MB)
○ 後半1(111206-2.zip:520MB)
○ 後半2(111206-3.zip:450MB)
開催日時
平成23年12月6日(火),14:00~17:00
会場
国立オリンピック記念青少年センター カルチャー棟 小ホール
プログラム
司会:土井美和子研究経営理事
- 会長挨拶 大久保 会長
- 講演
講演1:
電気システムの現状 講師 栗原郁夫(電力中央研究所)
講演2:
電気システムの被害状況とその課題 講師 豊馬 誠(電気事業連合会) - パネルディスカッション – 課題の検証と明日への方向性 –
コーディネータ:
東京大学 横山明彦 教授
パネリスト:
講演1の講師 - 栗原郁夫(電力中央研究所)
講演2の講師 - 豊馬 誠(電気事業連合会)
産業界代表 - 八坂保弘(日立製作所)
消費者代表 - 今井澄江(神奈川県消費者の会連絡会)
電力の専門家(学界)- 岩本伸一(早稲田大学) - 閉会挨拶 池田 研究経営副会長
申込方法
おかげさまで予定定員数に達しました為,参加希望を締め切らせて頂きました。
多数のお申し込み、誠にありがとうございました。