大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて:大阪市北区

2013/01/31

東日本大震災の発生から2年が経過し,電気システムの在り方について電源や系統の構成,需要側のスマート化など,さまざまな検討が行われ,施策が進められている。

我々,日本人にとって大切な電気エネルギーを安全に安心して使ってゆくためには,議論が集中しがちな如何に電気を「作る」の問題と同時に,電気を「送る」,「使う」を上手にスマートにしてゆくことが重要と考えられます。そのため,電気エネルギーの選択肢を広げるための様々な方策について,電気システムの特質,課題を踏まえた全体的議論が行われるように,認識を広めることが必要である。

今回は,「大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて」と題するシンポジウムを下記のように開催いたします。

速報

こちらから

開催日

平成25年1月31日(木)13:30~16:00

会場

中央電気倶楽部
(入場参加無料)

プログラム
  • 社会における電気エネルギーの役割
    キーワード:電気エネルギーシステム(電気を作る,送る,使う),電気エネルギーの特質,日本の電力供給・需要の特徴,社会インフラ間の連携,電気依存率,スマート社会への貢献,豊かな日本への貢献,など
    講師 日高邦彦(電気学会会長代理,東京大学大学院教授)
  • エネルギーシステムインテグレーション – 電力システムのインフラ構築に向けて –
    キーワード:電力システム,ベストミックス,再生可能エネルギー,発電予測,需給調整,需給運用,需要の能動化,など
    講師 荻本和彦(電気学会再生可能エネルギー出力予測技術調査専門委員会委員長,東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門エネルギー工学連携研究センター特任教授)
  • 新しい電気エネルギーネットワークの可能性 – 多様性を受け入れるネットワーク –
    キーワード:分散システム,集中から分散,多様性の許容,エネルギーとエントロピー(情報)
    講師 引原隆士(京都大学大学院教授)