大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて:仙台市青葉区

2013/02/05

東日本大震災の発生から2年が経過し,電気システムの在り方について電源や系統の構成,需要側のスマート化など,さまざまな検討が行われ,施策が進められている。

我々,日本人にとって大切な電気エネルギーを安全に安心して使ってゆくためには,議論が集中しがちな如何に電気を「作る」の問題と同時に,電気を「送る」,「使う」を上手にスマートにしてゆくことが重要と考えられます。そのため,電気エネルギーの選択肢を広げるための様々な方策について,電気システムの特質,課題を踏まえた全体的議論が行われるように,認識を広めることが必要である。

今回は,「大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて」と題するシンポジウムを下記のように開催いたします。

速報

こちらから

開催日

平成25年2月5日(火)14:00~17:00(13:30)

会場

仙台国際センター(仙台市青葉区青葉山)

主催

一般社団法人電気学会

共催

電気学会東北支部(支部長 矢萩保雄)

入場・参加

無料(事前申込みをお願いします。会員のみならず,高校生,大学生,大学院生および一般の方々の参加をお待ちしております)

定員

210名

プログラム
  • 社会における電気エネルギーの役割
    キーワード:電気エネルギーシステム(電気を作る,送る,使う),電気エネルギーの特質,日本の電力供給・需要の特徴,社会インフラ間の連携,電気依存率,スマート社会への貢献,豊かな日本への貢献,など
    講師 日高邦彦(電気学会会長代理,東京大学大学院教授)
  • 再生可能エネルギー大量導入に向けて – 電力システム側の課題と対策 –
    キーワード:電力システム,気象利用,太陽光発電,風力発電,需給バランス,設備利用率,など
    講師 七原俊也(一般財団法人電力中央研究所 システム技術研究所研究参事)
  • 将来のスマート電気システム
    キーワード:再生可能エネルギー、同時刻計測技術の応用、デマンドレスポンス、レジリエントシステム、EV(電気自動車)の有効活用など
    講師 斎藤浩海(東北大学大学院 電力エネルギーシステム専攻教授)