外部機関が実施する「表彰」,「研究助成」,「研究募集」に関する情報

電気学会では,外部機関から学会に対して推薦依頼、募集案内の掲載依頼がある「表彰」,「研究助成」,「研究募集」についてホームページを通じて,広く会員の皆様に周知することとしました。
本情報が,会員の皆様の積極的な応募に寄与できれば,幸いです。

現在募集中の表彰,研究助成,研究募集

表彰

実施機関 名称 対象 内容 推薦者 学会への案内受領日 学会誌掲載 通常締切時期 締切日
一般財団法人丸文財団第29回研究業績表彰 (丸文学術賞/丸文研究奨励賞)科学技術の進歩ならびに次世代の創造的産業技術向上に対して貢献が期待される顕著な研究業績,将来的に貢献が期待される研究業績,または成果をあげつつある研究を表彰します。

対象技術分野 
(1) 集積エレクトロニクスおよび情報システム応用,(2) 光エレクトロニクス,(3) 先端デバイス・材料およびシステム,(4) エネルギー・環境エレクトロニクス,(5) バイオ・医用エレクトロニクス

応募資格 
・大学または公的研究機関に属すること
・大学院生または若手研究者であること(国籍不問)
・応募時に所属長の推薦が得られること
表彰総額1,400万円以内
丸文学術賞:賞状,賞金(500万円)および記念品。1件
丸文研究奨励賞:賞状,賞金(300万円/件)および記念品。3件
所属長等令和7年
10月24日
(問合せ先)https://www.marubun-zaidan.jp/hyoushou.html
公益社団法人日本アイソトープ協会日本アイソトープ協会奨励賞対象分野 
放射性同位体・放射線に係わる基礎および応用研究を対象とする。なお,放射性同位体および放射線の管理,啓発,普及活動,社会活動についても考慮する。

応募資格 次の(1)~(2)を満たす者。
(1) 2026年4月1日において,満45歳未満,または博士の学位取得後10年以内の者。ただし,出産・育児・介護等のライフイベントによる休業期間及び研究開始猶予期間を考慮する。
(2) 過去において,本賞を受賞していないこと。
賞状及び副賞自薦・他薦問わず令和7年
10月31日
(問合せ先)https://www.jrias.or.jp/report/cat1/309.html
公益財団法人市村清新技術開発財団第58回市村産業賞(1)独創的・画期的で世界的に見て高い水準にあるもの。
(2)その技術の実用化で新たな産業分野の創生や市場の拡大に効果が顕著なもの。
(3)産業・社会の発展に先導的な役割を果たし波及効果が大きく期待できるもの。
ただし,すでに顕著な賞を受賞しているものは対象外とします。
本賞(原則1件)賞金3000万円,本賞記念牌
功績賞(原則2件)賞金1000万円,功績賞記念牌
貢献賞(原則5件)賞金500万円,貢献賞記念牌
自薦可令和7年
11月20日
(問合せ先)http://www.sgkz.or.jp
公益財団法人市村清新技術開発財団第58回市村地球環境産業賞対象技術の開発に中核として係わり,功績のあった技術開発者(3名以内)
大学及び公的研究機関関係者は産業界の関係者と連携して功績のあった技術開発者。

対象分野,技術の詳細はホームページをご参照ください。
功績賞(原則1件)賞金1000万円,功績賞記念牌
貢献賞(原則2件)賞金500万円,貢献賞記念碑
なお,特に顕著な業績に対しては特別賞(賞金3000万円,特別賞記念牌)を贈呈することがあります。
自薦可令和7年
11月20日
(問合せ先)http://www.sgkz.or.jp
公益財団法人ヒロセ財団第6回ヒロセ賞情報・通信・電気・電子工学分野において顕著な業績をあげた日本国籍を有する研究者を対象といたします。
ただし,文化勲章受章者,文化功労者,日本学士院賞受賞者はヒロセ賞の対象にはなりません。
賞状,賞牌,及び副賞3,000万円本財団より推薦依頼を受けた学会,大学,研究機関の長または部局長令和7年
11月28日
(問合せ先)https://hirose-isf.or.jp/prize/hiroseprize/
公益財団法人藤原科学財団第67回藤原賞・自然科学分野に属するもの
・日本の国籍があり,且つ日本在住の方
賞状,賞牌
副賞:2000万円
所属組織・研究機関の長,学識者 令和7年
12月15日
(問合せ先)http://www.fujizai.or.jp
公益社団法人日本工学教育協会第30回(2025年度)工学教育賞所属長あるいはそれと同等の個人から推薦された工学・技術者教育等を実践する個人または団体とする。複数の機関にまたがる団体での業績で応募する場合は,その代表者の所属機関長から推薦されたものとする。
詳細はホームページをご参照ください。
文部科学大臣賞
経済産業省イノベーション・環境局長賞
所属長あるいはそれと同等の個人令和8年
1月9日
(問合せ先)https://www.jsee.or.jp/about/award/jsee-prize
公益財団法人船井情報科学振興財団2025年度
船井学術賞/船井研究奨励賞
“大学又は公的研究機関に所属し,情報科学・情報技術関連分野を中心に広く理工系分野において顕著な業績のあった若手研究者に褒賞を授与する。(国籍不問)

応募資格:
1)船井学術賞は39歳以下(2025年4月1日現在)の研究者。
2)船井研究奨励賞は応募時に博士号取得後5年以内の研究者。”
船井学術賞6件程度
(船井哲良特別賞300万円×1件、学術賞150万円×5件)

船井研究奨励賞12件程度
(1件当たり50万円)
令和8年
1月15日
(問合せ先)https://funaifoundation.jp/grantees/fit_award.html
国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)第5回 羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)2026年4月1日時点で博士学位取得後5年程度まで※の女性研究者(ポスドクを含む),大学院生(博士後期課程),およびこれらに相当する者
※ライフイベントなどによる研究活動休止期間を勘案する
科学技術に関連する幅広い研究分野を対象
国籍:日本, 居所:不問
最優秀賞 1名
賞金:100万円
副賞:ポーランドへの渡航・研究機関等を訪問するための滞在費を支弁(滞在は2週間程度。渡航は2026年秋を想定)

奨励賞 2名
賞金:各50万円
令和7年
12月10日
日本時間正午
(問合せ先)https://www.jst.go.jp/diversity/researcher/mscaward/

研究助成

実施機関 名称 対象 内容 推薦者 学会への案内受領日 学会誌掲載 通常締切時期 締切日
公益財団法人東電記念財団 2024年度 東電記念財団研究助成
国際技術交流援助
対象
広く電気・エネルギー関連の産業・生活に関わる技術の向上を目的とした国際会議での研究成果発表や共同研究等の打合せなどのための海外渡航・滞在

申込資格
2026年4月1日時点で,40歳未満の者又は「産前・産後の休暇,育児休業を
除くと40歳未満の者」
50万円以内/件,各期8件程度令和7年8月~
令和8年4月渡航予定分
令和7年5月31日

令和8年4月~
令和8年10月渡航予定分
令和8年1月31日
(問合せ先)https://www.tmf-zaidan.or.jp
公益財団法人立石科学技術振興財団2026年度前期国際交流助成エレクトロニクスおよび情報工学の分野で,人間と機械の調和を促進するための研究活動において,国際会議の論文発表および短期在外研究のための海外派遣を助成します。
応募資格はWEBをご参照ください。
国際会議発表 上限70万円
短期在外研究 上限120万円
合計10件程度
令和7年
12月12日
(問合せ先)http://www.tateisi-f.org/
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEDO懸賞金活用型プログラム/GENIAC-PRIZE」に係る公募【募集テーマ】
1:国産基盤モデル等を活用した社会課題解決AIエージェント開発
(I)製造業の暗黙知の形式知化
(II)カスタマーサポートの生産性向上
2:官公庁等における審査業務等の効率化に資する生成AI開発
3:生成AIの安全性確保に向けたリスク探索及びリスク低減技術の開発
最大総額:約8億円
1(I/II):上位3者ずつ
2:上位3者
3:上位3者
1:令和7年9月30日
2:令和7年12月上旬
3:トライアル審査
令和7年7月下旬
本審査
令和7年12月下旬
(問合せ先)https://www.nedo.go.jp/koubo/CD2_100402.html
公益財団法人宇宙科学振興会国際学会出席旅費の支援宇宙理学(飛翔体を用いた観測,探査,実験に関連する理学研究)および宇宙工学(宇宙航空工学を含む)に関する独創的・先端的な研究活動を行っている若手研究者(当該年度4月2日で35歳以下),またはシニアの研究者(当該年度4月2日で63歳以上かつ定年退職した者)で,国際研究集会で論文発表または主要な役割などが原則として確定している者。
リモートでの参加の場合でも参加費(上限5万円)については支援します。
一件あたり10~30万円程度,年間10件程度令和7年10月~令和8年3月の期間に開催初日が予定される国際学会の参加対象者
令和7年8月31日

令和8年4月~令和9年9月の期間に開催初日が予定される国際学会の参加者
令和8年2月28日
(問合せ先)admin(at)spss.or.jp (at)→@
公益財団法人宇宙科学振興会国際学会開催の支援宇宙科学研究を推進している国内の学術団体(研究所,大学等)で,宇宙理学(飛翔体を用いた観測,探査,実験に関連する理学研究)及び宇宙工学(宇宙航空工学を含む)に関する国際学会,国際研究集会の国内開催を主催しようとする団体。リモートでの開催も支援対象です。一件あたり20~50万円程度,年間4件程度令和7年10月~令和8年3月の期間に開催初日が予定される国際学会
令和7年8月31日

令和8年4月~令和9年9月の期間に開催初日が予定される国際学会
令和8年2月28日
(問合せ先)admin(at)spss.or.jp (at)→@
公益財団法人ブレインサイエンス振興財団第39回海外研究者招聘助成脳科学研究分野において,独創的テーマに意欲的に取り組んでいる外国人研究者の短期間(3か月以内)の招聘を助成します。但し,2026年4月1日から2027年3月31日の間に招聘するもの。また助成金は招聘する受入責任者に交付します。1件当たりの助成額は往復の航空運賃を主とし,30万円までを限度として必要額を若干件数助成します。令和8年
1月9日
(問合せ先)http://www.bs-f.jp/index.html
一般財団法人丸文財団交流研究助成交流研究,共同研究を目的として海外の大学・研究機関などへ派遣される日本人研究者,海外から来日して研究している外国人研究者,また将来,交流研究,共同研究に発展すると期待される研究に従事する研究者。
対象期間は2026年4月1日~2027年3月31日で,この間に海外へ研究者を2か月以上派遣する,もしくは海外から研究者を3か月以上受け入れる場合が助成の対象となります。
助成総額1,600万円以内
助成件数:約12件程度(1件につき上限150万円)
所属長等令和7年
10月24日
(問合せ先)https://www.marubun-zaidan.jp/kenkyu.html
公益財団法人防衛基盤整備協会情報セキュリティ人材育成助成制度防衛関連企業又は防衛省で業務に従事し,情報セキュリティに係る教育課程を受講する方。上記業務に従事していない学生については,卒業後,上記業務に従事することを志望する方を含む。
細部についてはHPをご覧ください。
以下の2コース共に受講者が負担する経費全額
短期コース:1週間以内かつ50万円以下のトレーニングコース等
長期コース:大学院の修士・博士課程(年額250万円を限度)
就業している企業又は防衛省の所属部門長。
未就業の学生については所属する研究室の指導教授。
短期コース:随時受付
長期コース(令和7年10月入学者):令和7年8月20日
長期コース(令和8年4月入学者):令和8年1月30日
(問合せ先)https://ssl.bsk-z.or.jp/
一般財団法人テレコム先端技術研究支援センターSCAT研究助成応募資格
研究費助成:先端的な情報通信技術分野の研究を行っている研究者,研究グループ。
研究奨励金:先端的な情報通信技術分野の研究を専攻する大学院博士後期課程への進学予定者で研究科長が推薦する学生。
国際会議助成:先端的な情報通信技術分野の国際会議を主催する学会または研究グループなどの責任者。
助成額
研究費助成:総額250万円以下/件。
研究奨励金:月額10万円/人。
国際会議助成:25万円以下/件。
助成期間 研究費助成:2年又は3年。
研究奨励金:大学院博士後期課程在学中の3年を越えない期間。
研究費助成,国際会議助成令和7年10月31日
研究奨励金
令和7年11月28日
(問合せ先)scatjosei(at)scat.or.jp (at)→@
公益財団法人電気通信普及財団2025年度研究調査助成情報通信の利用を促進し情報社会の進展に寄与するために行われる研究調査
(1)人文・社会科学分野
(2)技術分野
(3)学際研究分野
1件当たり 300 万円まで令和7年
11月30日
(問合せ先)https://www.taf.or.jp/grant-a/
公益財団法人電気通信普及財団シンポジウム・セミナー等開催援助(2025年度11月期)情報通信の研究,普及・振興に関して学術的に寄与する会議等(学術)
情報通信の普及,利活用の振興に社会的に寄与するシンポジウム・セミナー等(社会貢献分野)
2026年4月から2027年3月までに開催するもの
10件程度(1件当たり100万円以下)令和7年
11月30日
(問合せ先)https://www.taf.or.jp/grant-c/01/
公益財団法人電気通信普及財団2025年度海外渡航旅費援助情報通信の普及,振興発展に資するため,情報通信に関する研究(人文・社会科学分野及び技術分野)を行う研究者が,海外で開催される国際会議などで研究発表を行うための渡航費用の一部を援助する。
海外で開催される国際会議がオンラインで実施される場合,研究発表を行うための参加費を援助する。
詳細はWEBをご参照ください。
地域別 援助金額上限 (単位;万円)欧州29,北米25,オーストラリア23,東南アジア19,中国17,韓国11等通年で募集
6月,8月,10月,12月,2月の各1日までに,それぞれ翌月1日から
6ヶ月先までに開催される学会への参加について申込みを受け付けます。
(問合せ先)https://www.taf.or.jp/grant-b/02/
公益財団法人 渡邉財団第32回磁気健康科学研究助成対象研究課題
(I)磁気健康科学に関する基礎研究(テーマ自由)
(II)磁気健康科学に関する応用研究(テーマ自由)
(III)磁気健康科学に関するテーマ指定研究
 (1) ヒト及び動物レベルでの磁場作用のメカニズムの解明
 (2) 免疫系と磁場との関連
 (3) 循環系と磁場との関連
 (4) 神経系と磁場との関連
 (5) 血流と磁場との関連

応募資格
大学・大学院(高等専門学校等の教育機関を含む)または研究機関等に属する者。
総額1,500万円(100万円程度×15件程度) 令和7年
11月20日
(問合せ先)https://watanabe-zaidan.or.jp/
三菱UFJ信託銀行公益信託小野音響学研究助成基金令和8年度研究助成分野:音響学に関する研究
対象者:大学・研究機関等に所属して,音響学の研究に携わっている若手研究者(若手に関する年齢制限は設けておりません)
10件程度
1件100万円以内
令和8年
1月9日
(問合せ先)https://www.tr.mufg.jp/shisan/kouekishintaku_list.html
公益社団法人 新化学技術推進協会(JACI)第15回新化学技術研究奨励賞研究助成・募集課題:全13課題
・応募資格:国内の大学またはこれに準ずる研究機関において研究活動に従事する方で,2025年4月1日時点で満40歳未満の方。ただし,ライフイベント等による研究中断があった場合,それを考慮いたします。
詳細はホームページをご参照ください。
1件につき100万円
各募集課題につき原則として1件
令和8年
2月5日
(問合せ先)https://www.jaci.or.jp/recruit/page_02_15_2026.html

研究募集

実施機関 名称 対象 内容 推薦者 学会への案内受領日 学会誌掲載 通常締切時期 締切日
国土交通省フィージビリティスタディ研究・短期研究募集道路行政ニーズに対応する研究及び(道路行政ニーズに記載はないが,)新たな発想に基づく研究開発の提案で,道路行政の進展に資するもの(詳細は別添を参照。)道路行政ニーズについては,国土交通省ホームページに掲載しています。FS研究:最大300万円/年
短期研究:最大300万円/年
年間10件程度の採択を想定
5月号年間を通じて随時募集
(問合せ先)https://www.mlit.go.jp/road/tech/shinki/koubo.html