正員会費値上げのお知らせ(第1報)

2024/07/31

2024年7月31日
一般社団法人 電気学会
会 長  伏見 信也

 会員の皆様におかれましては,日頃より本会の活動に多大なご理解・ご支援を賜り,誠にありがとうございます。

 さて,本会では,令和5年度第6回理事会(2024年5月16日開催)におきまして,正員会費(大学院修士課程(博士前期課程)修了後2年間の会費割引は対象外)の改定を実施することが決議され,令和6年度第2回理事会(2024年7月19日開催)にて細則(第6条,第9条,第10条,第12条,第13条)の改正が承認されましたので,ここにお知らせ申し上げます。
 
 明治21(1888)年の創設以来,一貫して電気学術全般の研究・調査活動やその成果の発表,及び広報の普及等を進め,それらを通じて社会に貢献することを目指す学術法人として,日本の電気分野の発展を支える役割を果たしてまいりました。
 一方で,本会の財務状況を取巻く環境は,エネルギー価格高騰,急速な物価上昇,深刻な労働力不足と人件費上昇による業務委託関連費用の増加など,今後更に厳しさを増し,その財政を圧迫する要因となることが懸念されます。
 こうした状況を踏まえ,昨年度より,多岐に渡る収支改善方策を議論してまいり,この中で正員会費の値上げについても検討してきた結果,本会がその使命を果たし,また,さらに発展するためには,正員会費の値上げも止むを得ないとの結論に至りました。

 正員会費は,平成元年度(1989年度)より35年間据え置いてきており,その間,消費税の導入・税率の引き上げや諸経費の増加に対し,経費節減などの各種施策により対応してまいりました。
 今後も経費削減を継続してまいりますが,下記のとおり令和7年度より正員会費の値上げを致しますので,会員の皆さまにおかれましては,以上の諸事情をご賢察のうえ,何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


<会員区分ごとの年会費(令和7年度(2025年度)分から適用)>

会員区分現行改定後
正員10,000円12,000円今回の値上げ対象
正員(シニア*1)7,000円9,000円今回の値上げ対象
正員(修了後2年間*2)6,000円 6,000円変更なし
准員5,400円5,400円変更なし
学生員4,800円4,800円変更なし
(*1)60歳以上かつ在籍20年以上かつ無収入(年金のみ)の正員で所定の申請手続きを済ませた方
(*2)大学院修士課程(博士前期課程)を修了直後2年間の正員

※ 電気学会誌11月号(学会だより)にも正員会費の改定についてのご案内を掲載予定です。

◆ 参考:電気学会細則(最終改正:令和7年4月1日)

◆ 令和6年度入会者の次年度会費請求額について


<問合せ先>
一般社団法人 電気学会 総務課
e-mail:kanri(at)iee.or.jp (at)→@