でんきの礎 -振り返れば未来が見える-
One Step on Electro Technology -Look Back to the Future-
電気学会では,創立120周年を迎えた平成20年に「でんきの礎」制度を創設して,社会の発展に貢献し歴史的に記念される“モノ”,“こと”,“人”,“場所”を顕彰してきました。その数は今回の第17回で,総計97件になります。
これまで顕彰された「でんきの礎」97件は,いずれも電気学術・技術の進歩を支える,まさに「礎」として,社会や産業の発展に大きく寄与し,文化的にも顕著な貢献をしてきたものばかりです。この「でんきの礎」を顕彰する意義は,過去の輝かしい歴史として,その功績を称え残すことにありますが,それだけではではなく,ここから先人の着眼点,努力,苦労,業績を学びとり,新しい将来目標に向けた次の「礎」を我々の世代さらには次の世代が築いていくことにつながれば,この顕彰はさらに大きな価値を持つことになります。
電気学術・技術は,今や非常に多岐にわたる範囲に及び,様々な分野での発展に貢献してきましたが,「持続可能な社会の実現」に向けた課題解決のために,これまで以上に大きな役割を果たして行くことが期待されます。今回,新たに顕彰された「でんきの礎」につきましても,電気学術・技術の輝かしい発展の証であると同時に,明るい未来へと導く道標としてその行程を照らしていくものと確信しております。
また、顕彰される内容も幅広くなってきていますが、私たちの暮らしを支え、様々な分野で貢献している電気学術・技術の礎は数多く存在すると考えられますので、今後も積極的にスポットライトがあてられることを期待しています。
令和6年3月
第17回顕彰委員会 委員長
横山 明彦
お知らせ
- 2024. 3.21 第17回「でんきの礎」小冊子を掲載しました
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2024. 2.15 第16回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 椎尾詷の発明によるベルト-ロ整流器:名古屋大学
- 連結鉄心による高密度巻線モータ~ポキポキモータ~:三菱電機株式会社
- 2024. 2. 1 第17回「でんきの礎」が決定しました
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2023. 7. 6 第16回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 椎尾詷の発明によるベルト-ロ整流器:株式会社中央製作所
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2023. 6.19 第16回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 椎尾詷の発明によるベルト-ロ整流器:名古屋工業大学
- 2023. 3.22 第16回「でんきの礎」小冊子を掲載しました
- 2023. 3. 2 第15回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 2023. 2. 1 第16回「でんきの礎」が決定しました
- 2022. 3.24 第15回「でんきの礎」小冊子を掲載しました
- 2022. 3.16 第14回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 2022. 3.15 第13回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 2022. 2. 1 第15回「でんきの礎」が決定しました
- 2021. 3.12 第14回「でんきの礎」小冊子を掲載しました
- 2021. 2. 1 第14回「でんきの礎」が決定しました
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2020. 7.13 第12回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 鉄道信号用電子連動装置SMILE:公益財団法人鉄道総合技術研究所
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2020. 3.19 第12回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 送信用アレキサンダーソン型高周波発電機:東芝エネルギーシステムズ株式会社
- 2020. 3.13 第13回「でんきの礎」小冊子を掲載しました
- 2020. 2.25 第13回「でんきの礎」授与式の開催を中止します
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2020. 2.21 第12回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 電力保安通信用マイクロ波無線 ~仙台-会津若松間無線回線~:東北電力株式会社
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2020. 2.19 第12回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 鉄道信号用電子連動装置SMILE:東日本旅客鉄道株式会社/日本信号株式会社/株式会社京三製作所
- 電力安定供給を支えた全国電力融通:電力広域的運営推進機関
- 電力保安通信用マイクロ波無線 ~仙台-会津若松間無線回線~:日本電気株式会社
- 2020. 2. 3 第13回「でんきの礎」が決定しました
- 2019. 3.26 第12回「でんきの礎」授与式報告を掲載しました
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2019. 3.25 第11回「でんきの礎」展示状況を更新しました
- 酸化亜鉛バリスタ:パナソニック株式会社
- MUレーダー(中層超高層大気観測用大型レーダー):三菱電機株式会社
- 2019. 2. 1 第12回「でんきの礎」が決定しました