でんきの礎 -振り返れば未来が見える-
One Step on Electro Tehnology -Look Back to the Future-

電気学会では,創立 120 周年を迎えた平成 20 年に「でんきの礎」制度を創設して,社会の発展に貢献し歴史的に記念される”モノ”,”こと”,”人”,”場所”を顕彰してきました。その数は今回の第 13 回で,総計 82 件になります。

これまで顕彰された「でんきの礎」82 件は,いずれも電気学術・技術の発展史において重要な成果を挙げ,まさに「礎」を築いた物件,史料,人物,場所などであり,社会や産業の発展に大きく寄与し,文化的にも顕著な貢献をしてきたものです。この「でんきの礎」を,過去の輝かしい歴史の記録を残し功績を称えるだけのものとするのではなく,まずは過去に立ち返り,先人の着眼点,努力,苦労,業績を学ぶことにより,温故知新を体現し更に未来を展望する「礎」としたいと考えています。

電気工学は,人類・世界の共通の目的である「エネルギーと環境の課題を克服し,知的で文化的な生活を送ることができる持続可能な社会の実現」に向けての技術開発のために,これまで大きな役割を果たしてきました。今回,新たに顕彰された「でんきの礎」につきましても,電気工学の輝かしい発展の証であると同時に,明るい将来へと導く道標としてその行程を照らしていくものと確信しております。

2020年3月
第13回顕彰委員会 委員長
日髙 邦彦

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