第2回電気技術顕彰「でんきの礎」授与式報告(電気釜:株式会社東芝)

日時:平成21年9月28日(月)16時~17時

場所:東芝ホームアプライアンス(株)(東芝昌平坂ビル6階 会議室)

顕彰先:株式会社 東芝

当日は,電気学会 松瀨貢規会長の挨拶に続き,随行の事務局職員からでんきの礎および受賞案件(電気釜)についての説明があり,松瀨会長から現在炊飯器を製造・販売している東芝ホームアプライアンス株式会社 取締役社長の山下文男様へ顕彰状ならびに記念品が授与された。
受賞者を代表して,山下様から,大変に名誉なことであり,技術陣の励みになるとのご挨拶を戴いた。
授与式終了後,同行した第2回顕彰選考小委員会の小林良雄幹事(東芝)が中心となり,受賞者インタビューが行われた。
三重釜 間接炊きの初代電気釜から50年,最新の炊飯器は「真空圧力炊き」として,真空浸透吸水,圧力加熱,真空保温することにより,40時間保温しても炊きたてと変わらぬ美味しさを保持できるとのことだった。
インタビューの中で,山下様の『今後も時代の流れに乗り,省エネ・節水・CO2の削減など環境に優しい商品開発を目指していく』とのお言葉が印象的だった。


松瀨貢規会長(左)と山下文男社長(右)

受賞者代表として挨拶される山下文男社長

自動式電気釜第一号(1955年)

『三重釜間接炊き』
「外釜」と「内釜」の間に「水」20ccを
入れて炊く

電気釜(炊飯器)の変遷
右が第一号、左奥が最新式のもの

最新の「真空圧力炊き」炊飯器(左)

宣伝用のチラシの変遷